配偶者が家から出て行ってしまった

離婚相談で次のようなお話を伺うことがあります。

最近夫婦喧嘩が続いていて、帰宅したら配偶者と子の荷物がなく、置手紙が残されていた。
思いもかけない事態に混乱される方も多いと思います。

ただ、このような場合にも感情的に行動することはかえってマイナスです。

一番避けるべきパターンは、次のような行動です。
・怒りに任せて配偶者に罵詈雑言、脅迫的内容でメールする。
・配偶者の実家に押しかけて出てこいと騒ぐ。
・何十件も着信を残す。

一時の怒りに任せてそのような行動をとってしまうと、事態は悪化して、最悪、逮捕や保護命令発令に繋がる場合もあります。

また、そこまで至らなくとも、その後の面会の協議に悪影響を及ぼす危険があります。

当然配偶者も、そのような行動をすれば、残された方は怒るだろうということも考えた上での行動ですので、ナーバスになっていることが多いです。

普段の夫婦喧嘩と同じ意識でやりとりすると、「怖くて直接話ができない」など予想外の反応が返ってくる可能性もあります。

冷静に、且ついつも以上に丁寧な対応をする必要があるでしょう。

特に、メールやLINEを送る場合には、証拠として形が残るものであることを意識しましょう。

お子さんも一緒に居なくなったような場合には、まずお子さんが安全であるのか、どのような様子かを知らせて欲しいと伝えましょう。このとき、居場所を教えろなどと詰め寄ると、押しかけを心配してかえって回答が得られないことがありますので、注意しましょう。

安全が確認できたら、配偶者は今後どうしていきたいと考えているのかを確認しましょう。

こちらとしても配偶者の話を聞く気持ちがあること、協議をしていきたいことを伝えましょう。

配偶者も混乱、不安な気持ちでいることも多く、直ぐに今後の話し合いの目途が立たなかったり、配偶者からの返答に時間がかかることもあるかもしれませんが、あまり急かしすぎることは良くありません。

焦って対応することが配偶者の態度を硬化させてしまう場合もありますので、今後の協議への影響を意識して対応することが大切です。

子の安全が脅かされているケースなどでは、緊急で子の引き渡しの保全処分などを申し立てる必要があるケースもあります。

是非、早期に弁護士に相談されることをお勧めします。

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