親権
共同親権の導入に向けた議論(弁護士:細野 希)
1 離婚後の親権者に関する規律の見直し 家族法制の見直しに関する中間試案の取りまとめに向けた議論において、離婚後の親権者に関する規律が検討されています。 現行法では、未成年者の子がいる夫婦が離婚する場合、どちらか一方を親権者として定めて離婚することが求められています。
夫婦の生活を分離するのは大変?~夫婦間で離婚の合意はあるのに、離婚成立まで長引く場合とは~(弁護士:細野希)
夫婦が互いに離婚を望んだときでも、直ぐに離婚が成立する夫婦もいれば、なかなか離婚できない夫婦もいます。 夫婦関係が悪化していると、互いに円満に話し合えず、離婚の話が進まないことはあると思います。 一緒に暮らしていた夫婦の生活を分離することは、思っている以上に労力を費やす
夫婦別姓(弁護士:橘 里香)
夫婦別姓についての裁判所判断 令和3年6月23日、最高裁判所大法廷にて、夫婦別姓を認めない民法の規定は憲法に違反しないとの判断がでました。 平成27年にも、最高裁で夫婦別姓を認めない民法750条の憲法違反が問われ、憲法に違反しないとの判断がなされていました。 6月23日の結論が出る前は
義理の家族のいじめが原因で離婚。姑に親権を奪われることはあるのか?
弁護士ドットコムNEWSにて、橘里香弁護士の見解が掲載されています。 義家族の「オールスター嫁いじめ」の果てに「親権もらうわ」 もう、我慢の限界! (取材元:弁護士ドットコムニュース編集部) ・義母と折り合いが悪い ・義母と対立した時、夫は全く味方になってくれない ・夫の家族から嫌われてい
《コラム》離婚に伴う親権者指定
夫婦が離婚をする際、子どもがいる場合には、父母のどちらかを子どもの親権者として定める必要があります。 離婚の際の大きな争点ともなる「親権」について解説いたします。 親権者とはどのような立場ですか? 親権の内容としては以下のものが挙げられます。 ①監護及び教育の権利義務 親権者は、