夫の住所が不明のまま14年経過後、調停で離婚が成立した事例
離婚請求 | 原因 | 性別 | 子ども | 職業 | 相手職業 | 条件 | 手続 |
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求めた | 生活費不払い・遺棄・失踪 | 女性 | あり(未成年なし) | 会社員 | 会社員 | 不動産 | 協議 |
離婚請求 | 原因 | 性別 | 子ども |
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求めた | 生活費不払い・遺棄・失踪 | 女性 | あり(未成年なし) |
職業 | 相手職業 | 条件 | 手続 |
会社員 | 会社員 | 不動産 | 協議 |
事案の概要
子どもの教育方針の違いから夫婦が不和となり、その後、夫が家を出て帰ってこなくなりました。
依頼者である妻から連絡することはなく、夫からも連絡がないので、夫の住所が不明のまま14年が経過しました。
依頼者は、子どもの結婚を機に、離婚して、整理をつけようということで、親族づてに夫に離婚したい意思を伝えました。
しかし、協議がうまく進まなかったため、当事務所に相談にいらっしゃいました。
解決
弁護士が受任し、自宅評価額の半額の支払いと、夫の自宅持分の妻への譲渡を提案し、協議を続けました。
しかし、意見が平行線であったことから、途中協議を打ち切り、調停申立てを行い、最終的には調停1回で離婚成立が成立しました。
弁護士の視点
意見平行線のまま協議を続けていても、時間ばかりが経過し進展しない場合があります。
今回の事案は、早い段階で調停申立てに踏み切ったことが、早期解決に繋がった典型的な事案です。