年金分割の按分割合を0.2とし、4か月で解決できた事例

離婚請求 原因 性別 子ども 職業 相手職業 条件 手続
求められた 性格の不一致・価値観の違い 男性 あり(未成年なし) 無職 パート・アルバイト 不動産/年金分割 協議
離婚請求 原因 性別 子ども
求められた 性格の不一致・価値観の違い 男性 あり(未成年なし)
職業 相手職業 条件 手続
無職 パート・アルバイト 不動産/年金分割 協議

事案の概要

夫が親の介護のため郷里で暮らすようになったが、妻はついてくることなく、離婚の申入れをしてきました。

妻の希望は、首都圏のマンション(住宅ローン完済)の分与と年金分割0.5でした。

解決

相手方の希望するマンションの分与に応じる一方、年金分割は按分割合を0.2として、離婚に応じました。

弁護士の視点

病気による休職中に妻から冷淡な扱いを受けたことなどから、依頼人も妻との関係修復は望んでおらず、早期の解決を希望していた。

依頼人は、地元にも不動産を有していたため、マンションの分与には応じました。

一方で、依頼人には預貯金が少なかったため、将来の生活費の確保の点から、年金分割の分与割合を0.2とする交渉をまとめました。

調停に代わる審判の確定まで4か月で解決でき、依頼人の精神的負担も軽く済んだものと思います。

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